子育て修行あと何年

4歳1歳との日々を綴ります。

優先席とは?

本日、所用で都内某私鉄のとある駅から5駅先まで電車で移動する用事がありまして。

 

子どもは4歳と1歳なので、席が空いていなくても手を繋いだりドア横の手すりを持たせたりすれば立って乗ることができます。

なので、乗車時間20分位だし、もし席が空いていなくても十分耐えられると予想して出発したのですが、1歳が誤算でした。

 

乗る前から抱っこをせがみ、更に夫の抱っこを嫌がり、私の抱っこしか受け付けない事態に。

乗り込んだ先は3席横並びが向かい合っている優先席ゾーンで、空きは1席あったけれど、両サイドが体格のいい殿方で、大人が座れるスペースはなく。。

 

仕方ないので長男を座らせ、何とか長女を抱っこつつバランスを取り、時々つり革を掴んで20分耐えましたが、これがなかなかきつい。

まず、揺れる電車で14kgを抱っこしてバランスを取るというのが足腰にくる。アラフォーの膝はもう痛い。

静かに走っている時は脚の力だけで立てるけれど、揺れるとつり革を掴まずにはいられない。

一度、バランス崩して後ろに足を1歩踏み出してしまい、座っていた人の足を踏みました(謝ったけど、内心、位置関係からしてどう考えてもその人が足伸ばし過ぎだったと思ってる)。

 

そんな私の状況にもお構い無しに、長女は「自分もつり革掴みたい!」と猛アピール。

残念ながらその要求には応えられる訳もなく、3駅過ぎたところで腰が痛くなり、いつ膝から落ちてもおかしくない状況になってきたので長男の膝に座らせようとしたものの、嫌がられ再び抱っこ…。

 

地獄の20分間でした。

 

この間、何度、前の席に座っている殿方(見たところ20代)に、申し訳ないけど席を代わっていただけませんかと言おうとしたことか…。

でも、事情があって抱っこ紐やベビーカーを持って行っておらず、たとえ事情があったとしてもその点については落ち度があるのかな…と考えたりして、結局言えませんでしたが。

 

 

ところで、若干話は逸れますが、私は電車で座っているときはいつも「電車が急ブレーキをかけたら自分の前に座っている人は容易く転ぶか?または転んだときのダメージが特に酷くなる可能性はあるか?」を考え、いずれかがイエスの場合は譲ることにしています。

なぜなら、座っている自分の目の前でその人が怪我するとか命に関わる事態に陥るとかの事態は極力避けたいので。

 

親切ではなく、もろトラブル回避(自己保身)目的ですが、その方が躊躇なく譲れます。

席を譲ることに恥ずかしさを感じている人には結構お勧めです。

 

というか、多分そもそも優先席とか、公共交通機関で席を譲るってそういうものだと思うんです。

乗客の怪我等は電車遅延に繋がりかねず、遅延すると影響範囲が広いので、みんなで協力してスムーズな運行に協力しましょう、と。

 

エレベーター・エスカレーター問題も同じです。

エレベーターに中々乗れない人がずっとホームにいたり、エスカレーターで片側を空けていたりすると、混雑している時間帯は特にホームに人が滞留して危険です。ホームドアのない駅は特に。

なので、行ける人は階段で、エスカレーターもなるべく詰めて、人の流れをスムーズにすることがみんなのためになるし、自分のためにもなるのです。

 

 

大事にすべきは

「急いでいる人のために」片側を空ける、

「席を必要としている人に」譲る、

「エレベーターでしか移動できない人に」譲る、

といった、特定の誰かに親切心や優しさから配慮することではなく、どうしたら電車の運行が安全・円滑にできるかを考えて行動するということかと。

 

ちょっと「空気の読み方」「気の遣い方(遣わせ方)」が間違ってるんじゃないかなと、一利用者としては最近思う訳です。

まあ、違う考え方も当然あるとは思いますが。

 

 

今日はとても優先席に意識が向いた1日だったので、良い機会といいことでつらつら語ってしまいました。

 

それにしても、脚パンパンで浮腫が酷すぎる…。

お風呂でよく揉んでから寝ようっと。。